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今日は昨日話題になっていたスペインのフレスコ画修復の話題です。
BBCの記事から。

「スペインのフレスコ画修復失敗」

速読用：http://readfa.st/read/39033/bbc-news-spanish-fresco-resto...

元記事： Spanish fresco restoration botched by amateur
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-19349921

抄訳：
スペインで、教区の老婦人が教会のフレスコ画を無断で修復してしまい、話題になっている。
画家のエリアス・ガルシア・マルティネスの手による「この人を見よ」という宗教画で、スペインのサラゴサ近くの教会で100年以上大切にされていた。
文化的価値はそれほど高くないとされているが、地元の教会区民にとって大変に思い入れのある絵だった。
修復をしたのは教会員のセシリア・ヒメネスさん80歳。 主に湿気によりフレスコ画が痛んでいることに長年心を痛めていて、自分で修復を買って出たのだという。
ヒメネスさんは教会の司祭に許可をもらって作業を行ったと主張しているが、修復した絵が自分の手に負えなくなったと感じ、文化部を担当する市会議員に連絡をしたことから今回のことが発覚したようだ。

BBC特派員のクリスチャン・フレイザーは、エリアス・ガルシア・マルティネスの繊細な筆遣いがでたらめな修復で隠されてしまい、威厳を感じさせたキリストの顔が、クレヨンで描いた変な服を着た毛だらけのサルのようになってしまったと語る。
悪いことに、地元の絵画の保存のためのセンターは画家の孫娘にあたるテレサ・ガルシアさんから修復のための寄付を受け取ったばかりだった。
近く修復を行ったヒメネスさんを呼んで、どのような手法を使って修復をしたのかを聞き、元に戻せるかどうかを調査する予定。
教会ではもし元に戻せなかった場合、フレスコ画の壁を隠して絵の写真を掲示するとしている。

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