• ようこそゲストさん!

「英文法」の質問

2010年
02月08日
12:52
mouthbirdさん
mouthbirdさん

このofはいるのでしょうか?

・This wine is of a very high quality. (これはとても質のよいワインだ)
http://smart.fm/sentences/7749
この英文はなぜ of があるのでしょうか? なくてもよいのではないでしょうか?

(これは質問の例です)

コメント

1番~3番を表示

2010年
02月08日
12:54
mouthbird

残念ながら of は必要です。
前置詞のofにはさまざまな意味があります。その中の1つで「~の性質を持つ」という意味があります。
<例文>
This matter is of no importance.
(この場合は no があるので逆の意味になって)
「この問題は、重要な性質を全く持っていない」⇒「この問題は全く重要ではない」となります。ここまでよろしいでしょうか?

>This wine is of a very high quality.
この場合は
「このワインはとても高い品質の性質を持っている」
というのが直訳例の1つです。これが意訳されると「このワインはとても高品質である」といったものになります。
では、of を取っ払ってしまいましょう
>This wine is a very high quality.
is は「厳密なイコール関係」を要求します。だからこのままだと
 wine=quality
つまり
 ワイン=質
になってしまいます。「ワインそのもの」=「質」でしょうか? 違いますね
そうではなく、
「ワイン」=「高い品質・性質を持っているとしなくてはならない、というわけです。
だから、of がこの場合必要になってきます。

(これが返事の例です)

2010年
03月08日
19:03
たっつん

 これ、質問しようと思ってました。今調べた『前置詞マスター教本』(ベレ出版、著:石井隆之、2002; 39)には、[所属から派生した記述のof]と解説されていました。

 そのワインやら何やらの主語になる対象が、どんな性質でどんなカテゴリーに属している、属されているのかを記述している、というところでしょうか。
 納得です。

http://www.beret.co.jp/books/detail/?book_id=88

2010年
03月08日
21:06
mouthbird

>>2 tattsun999さん

この質問は、smart.fm で1番多い質問でした。(昔の smart.fm にはこれらに答える場所があったのです。今もあるのですが、他のコメントに埋没して分からなくなってしまい、実質機能していません)

『前置詞マスター教本』は私も持ってますよ^^(of は前置詞の王様!)

of にはあまりに多岐にわたった使い方があるので、中には辞書や本によって説明の名称が違う場合があります。

今回、私が「~の性質を持っている」としたものを、『前置詞マスター教本』では記述のof と呼んでいるのだと思います。

1番~3番を表示