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あいさんの日記

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2017年
08月30日
11:25 あいさん

がん患者さんの就労を支援する活動を行う

  • その他
小さな体のどこにこんなエネルギーが隠されているのでしょう。桜井なおみさんは、「がん患者が治療を続けながら働ける仕事と雇用の場を確立したい!」という大きなビジョンとミッションを持って活動しているがんサバイバー(経験者)です。桜井さん、今の日本のがんと就労の状況を教えてください。
私は30代で乳がんと診断を受けました。それまでの私は設計事務所で働き、仕事に充実感を覚え、順調にキャリアを重ねていたつもりでした。けれども、がん患者になったことで、働く意欲も力もあるのに、結局退職せざるを得なくなりました。
今、日本は2人に1人ががんにかかる時代です。働く世代の若いがん患者も増えています。そして、医療の進歩で"がん=死"ではない現状が一般的となり、治療をしながら働ける人が大勢います。
けれども、がん診断後に退職や転職を余儀なくされている人が3割以上もいたり、収入が減った人が約7割にも及んだり、という現状があるのも事実なのです。
病気を理由に職を失うことは、経済的な不安はもちろんですが、喪失感が非常に大きい。仕事は、社会とつながっている実感をもてる重要なツールです。
仕事は生きることです。治療が終わり、心と体だけでなく、社会的にも元の状態に戻れないと、本当に治ったとはいえません。
9月から翌年1月まで約4か月間、6回の抗がん剤治療を行い、その後2月の節分の日からホルモン療法をスタートしました。
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