ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは,東京ゲームショウ2015会期中に,PS4用ソフト「RIGS: Machine Combat League」のメディア向けセッションを行った。
本作を紹介してくれたのは,開発元のGuerrilla Games Cambridgeでシニアプロデューサーを務めるマーク・グリーン氏と,シニアデザイナーを務めるサム・ディッキンソン氏だ。本稿では,セッションの模様をお伝えしよう。
シニアプロデューサーのマーク・グリーン氏(写真左)と,シニアデザイナーのサム・ディッキンソン氏(写真右)
RIGS: Machine Combat League
PlayStation VR専用タイトルとなる本作は,「自分が巨大なRIGSに乗って競技に参加している」という実在感を楽しめるように開発されている
RIGS: Machine Combat League 本作は,近未来を舞台にしたマルチ対戦型ロボットアクションだ。プレイヤーはRIGSと呼ばれる競技用戦闘マシンに乗り込み,世界各地の主要都市に設けられた専用のアリーナで,個人やチーム同士で競い合うことになる。
RIGSを使った競技は,アメリカンフットボールとモータースポーツを融合させたようなイメージで開発しているそうだ。
RIGS: Machine Combat League
東京ゲームショウ2015で出展されたバージョンは,ブラジルのリオを舞台に,「パワースラム」というルールで競うというマルチプレイモードのみだったが,製品版ではシングルプレイモードも実装されるとのこと。また,都市やゲームモードは,ほかにもいろいろと用意されているという。なお,ゲームの詳細は「こちら」のプレイレポートで確認してほしい。
RIGS: Machine Combat League RIGS: Machine Combat League
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RIGS: Machine Combat League 本作にRIGSをカスタマイズするような要素はないが,種類は複数存在する。
RIGSには2つの武器と1つのアビリティが備わっており,それぞれ違った戦い方ができるようだ。
TGS 2015の試遊バージョンで使えたのは,もっとも小型(高さ4m)で素早く,小さな通路でも通れる「ハンター」,背が高く2段ジャンプが可能な「ミラージュ」,ホバリングが可能な「テンペスト」の3種類。製品版には,さらにいろいろなRIGが登場するが,まだ秘密とのことだった。
RIGS: Machine Combat League
RIGS: Machine Combat League
RIGS: Machine Combat League
加えて,競技として戦うという設定なので,プレイヤーは所属するチームを決めることになる。現時点で確認できたチームは「ダイナモ」「コブラ」の2つで,ダイナモなら近接攻撃を強化,コブラなら敵を倒すとエナジーを奪えるというように,所属チームによって異なるアビリティが付与されるという。
レッドストーン :
http://redstone.itemdepot.jp/
RIGS: Machine Combat League RIGS: Machine Combat League
今のところ,公開されたPlayStation VRのデモで,ゲームとしてもっとも作り込まれているタイトルは,間違いなく本作だろう。
ローンチタイトルを目指して開発を進めているとのことだが,製品版ではどのぐらいのRIGSが登場するのか,どういったゲームモードをプレイできるのかなど,続報を楽しみに待ちたい。