筆者は、結婚を機に
実印を作ることになりました。独身の頃は自分で実印を作った事もなく、どこに頼むのかすらわかりませんでした。今回は、インターネットを使い、生まれて初めての実印を作成したときの方法をご紹介します。
実印を作る際に決めておくこと
印鑑の素材
名前の書体
縦書きか横書きか
実印は法律上、社会的な権利義務の発生を伴う重要な
印鑑です。
用途としては印鑑証明・不動産登記・保険の領収時に使用します。
一般的には姓名を彫刻しますが、独身の女性の場合、下のお名前だけ彫刻するケースも多いです。
お名前のみの彫刻の場合は、役所により姓名彫刻でないと受け付けてもらえないケースがございますので、ご注意下さい。
インターネットで実印を作成する方法
STEP1:素材を選ぶ
実印に使用する素材を選びます。インターネットでは、印鑑セットという名前で実印にオススメな素材を写真付きで載せているので、実にわかりやすいです。筆者が使ったのは印鑑本舗というサイトです。
耐久性や捺印性・人気度などが一目でわかり、初心者でも簡単に比較することができました。数多くの素材の中から、「黒水牛特上芯持」という水牛の中でも上質な素材のものを選ぶことにしました。
印鑑本舗
STEP2:書体を選ぶ
印相体・古印体などの中から自分で作成したい実印の書体を選びます。わかりやすく画像付きで説明されているため、具体的なイメージがしやすく、簡単に選ぶことができました。
STEP3:最終確認
捺印イメージの最終確認をします。筆者が作成をお願いしたところは、実際に自分の名前の捺印イメージのサンプルをメールで送ってくれるという素晴らしいサービスがあり、届く前に捺印された状態を確認できるというシステムでした。
「文字大きめ」「書体太めで」など細かい指定も可能で、実に良心的なサービスだと思います。この捺印イメージを確認後、納得すればそのまま実印の作成となります。
作成にかかった期間・費用
期間:1日
手元に届くまで:3日間
費用:送料を入れて4000円ほど
費用は実印に使用する素材によって異なります。
実印を作る時の注意点
筆者は名前に旧漢字が使用されているのですが、普段は使用していません。実印の作成の際には、旧漢字の指定を忘れないようにしましょう。旧漢字の指定を忘れると、使い物にならなくなってしまいます。
おわりに
面倒だと思っていた実印作りですが、調べてみると意外にも簡単に作れると知り、自分でもビックリしています。書体や素材を決めるのが面倒なんじゃないかと思っていましたが、ネットだと一覧から選ぶ事ができ、とても簡単に作成することができます。
特に捺印イメージを確認できるのはとても良いので、筆者はこの方法をオススメします。