(1) The river is dangerous to swim in. (その川は泳ぐには危険だ)
(2) The bag is too heavy to carry. (その袋は運ぶには重すぎる)
のような文のことです。
【主語+be(もしくは第二文型の動詞)+補語(概ね形容詞)+to do】
になります。
このときの 『to do』の部分がポイントなのです
(1) The river is dangerous to swim in. は
最後が in で終わっています。変に思えませんか?
本当は in the river としたかったはずです。
こういう場合、「前置詞in の目的語」がない、と表現されます。
ここまでは良いですか?
しかし、その the river はこの文の主語です。こういう英文は、最後の『 to do』のところを目的語を欠ける形にするのです。
×The river is dangerous to swim in the river.
○The river is dangerous to swim in. ←これが tough構文
なわけです。
(2) The bag is too heavy to carry. は
最後が carry で終わっています。変に思えませんか?
carry は(目的語が必要な)他動詞なんですよ。
本当は carry the bag としたかったはずです。
こういう場合、「carry の目的語」がない、と表現されます。
ここまでは良いですか?
しかし、その the river はこの文の主語です。こういう英文は、最後の『 to do』のところを目的語を欠ける形にするのです。
×The bag is too heavy to carry the bag.
○The bag is too heavy to carry. ←これが tough構文
なわけです。
ではでは!
(3) Exercise is indispensable to be strong.(運動は強くなるためには不可欠だ)
これは、見かけ上
>-----------------------------
The book is worth reading.
S + need + ~ing (他動詞) + (目的語なし)
S + want + ~ing (他動詞) +(目的語なし)
>-----------------------------
書き込み
1番~5番を表示
03月25日
20:32
1: ken14さん
tough構文についてです。
講義の中で、不定詞および動名詞にての説明がありましたが、質問は二点です。
一、両語法の中で、上記構文かどうかをどのように判断するのでしょうか?
(目的は、自分で英作をする際に使えるようにしたいことと、文法的に間違いかどうか判断 したいためです。)
二、その構文が使用される範囲を教えてください。
以上です。 よろしくお願いいたします。
03月25日
20:57
2: mouthbirdさん
>ken14さん
ご質問ありがとうございます。
tough構文は不定詞しかないはずなのですが、私の勘違いかもしれません。動名詞の動画のどこかで私が言っていましたでしょうか?
tough構文は
(1) The river is dangerous to swim in. (その川は泳ぐには危険だ)
(2) The bag is too heavy to carry. (その袋は運ぶには重すぎる)
のような文のことです。
【主語+be(もしくは第二文型の動詞)+補語(概ね形容詞)+to do】
になります。
このときの 『to do』の部分がポイントなのです
(1) The river is dangerous to swim in. は
最後が in で終わっています。変に思えませんか?
本当は in the river としたかったはずです。
こういう場合、「前置詞in の目的語」がない、と表現されます。
ここまでは良いですか?
しかし、その the river はこの文の主語です。こういう英文は、最後の『 to do』のところを目的語を欠ける形にするのです。
×The river is dangerous to swim in the river.
○The river is dangerous to swim in. ←これが tough構文
なわけです。
(2) The bag is too heavy to carry. は
最後が carry で終わっています。変に思えませんか?
carry は(目的語が必要な)他動詞なんですよ。
本当は carry the bag としたかったはずです。
こういう場合、「carry の目的語」がない、と表現されます。
ここまでは良いですか?
しかし、その the river はこの文の主語です。こういう英文は、最後の『 to do』のところを目的語を欠ける形にするのです。
×The bag is too heavy to carry the bag.
○The bag is too heavy to carry. ←これが tough構文
なわけです。
ではでは!
(3) Exercise is indispensable to be strong.(運動は強くなるためには不可欠だ)
これは、見かけ上
【主語+be(もしくは第二文型の動詞)+補語(概ね形容詞)+to do】
の形です。見かけは(1)や(2)と同じですよね。
このときの 『to do』の部分がポイントなのです
(1)のように、前置詞の目的語が欠けているでしょうか?
⇒前置詞がそもそもないから違いますよね。
もしくは
(2)のように、他動詞の目的語欠けているでしょうか?
⇒be は自動詞ですからこれにも該当しません。
つまり、
(3) Exercise is indispensable to be strong.
は tough構文ではないのです。
これでお分かりになるでしょうか?
03月26日
07:40
3: ken14さん
重複になるかもしれませんが、もう一度書きます。
動名詞、51回、前編、前出の回答編で、
The book is worth reading.
「この文は、何か変じゃないですか? reading は他動詞だから目的語がいる。readingの後にitがいる。 でもない。」ここで、「まえにやったtough構文を憶えていますか?」とのこと。
そこで、私は「ああ!この構文はtough構文だからこの文は目的語がなくていいのだ。続く
S + need + ~ing (他動詞) + (目的語なし)
S + want + ~ing (他動詞) +(目的語なし)
も同様に、tough構文と理解し目的語をとらなくてよいと判断しました。
上記三文はtough構文ではなかったのでしょうか?
これが、間違いだったのでしょうか?
03月26日
18:03
4: mouthbirdさん
>-----------------------------
The book is worth reading.
S + need + ~ing (他動詞) + (目的語なし)
S + want + ~ing (他動詞) +(目的語なし)
>-----------------------------
これらは、tough構文に似た構造ではあります。でもtough構文ではありません。
単に似ているだけです。
動名詞では
S + is worth ~ing+(目的語なし)
S + need + ~ing (他動詞) + (目的語なし)
S + want + ~ing (他動詞) +(目的語なし)
この3つが
・目的語が欠けるが、それが主語になる形である
というだけに過ぎないのです。
これでお分かりいただけるでしょうか?
03月26日
19:34
5: ken14さん
分かりました。 解説ありがとうございました。
1番~5番を表示