第190通常国会が4日、召集される。昨年は政府・与党が秋の臨時国会を開いておらず、約3カ月ぶりの与野党の本格的な論戦の場となる。今夏の参院選に向け、消費税率10%への引き上げ時に導入する軽減税率の中身や環太平洋経済連携協定(TPP)の国会承認、安全保障関連法などが論点になりそうだ。
エコーオブソウル RMT
会期は6月1日までの150日間。通常国会が1月召集になった1992年以降では最も早い召集で、参院選日程の複数の選択肢を確保する狙いがある。
4日は、一連の外国訪問について安倍晋三首相が報告。2015年度補正予算案に関する麻生太郎財務相の財政演説も行われ、6、7日に衆参両院で各党の代表質問がある。