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nangtriuさんの日記

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2015年
10月10日
11:38 nangtriuさん

監修者の清水貴裕氏が水冷ゲームPCを解説

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 水冷ゲームPCを紹介するコーナーでは,本機の監修とオーバークロックチューニングを手がけた,世界的に有名なオーバークロッカーの清水貴裕氏らによるトークセッションが行われた。

 4Gamerでも以前に紹介したとおり,水冷ゲームPCは,パーツレベルの実勢価格だけでも150万円程度(PC部分が114万円前後,液冷パーツ部分は28万円前後)という,まさにモンスター級のゲーマー向けデスクトップPCだ。

水冷ゲームPCに使われたパーツリスト
R.O.G. R.O.G.

 水冷ゲームPCにおける最大の見どころは,清水氏による徹底的なチューンにあるが,なかでも注目したいのは,過去記事でもお伝えしているとおり,「GeForce GTX TITAN X」搭載のASUSTeK Computer製グラフィックスカード「GTX TITANX-12GD5」が,通常ではあり得ない,グラフィックスBIOS(VBIOS)までカスタマイズされている点だ。「ノーマル(のGeForce GTX TITAN X)では味わえない,高い性能を実現している」と,清水氏は胸を張っていた。
 また,こちらも既報のとおりではあるが,3枚のグラフィックスカードでは,その並び順にもこだわっていることがアピールされている。

清水氏がグラフィックスBIOSまでカスタマイズしたことによって,GPUの消費電力は最大140%まで設定可能になっている(右写真の赤枠内)。正しい知識がないと,失敗してグラフィックスカードが無駄になるほどデリケートなカスタマイズであるとのこと
R.O.G. R.O.G.

 CPUのオーバークロック設定を登録したプロファイルは,定格動作クロックである3GHzのほかに,4GHzと4.5GHzの3種類が用意されているそうで,いずれも安定動作するという。
 ちなみに,本機のCPUである「Core i7-5960X Extreme Edition」は,もともと用意されていたものではなく,清水氏が個人的にストックしていたオーバークロックの伸び代が高いもの,いわゆる「当たりのCPU」に交換済みそうだ。
 清水氏は,当たりを探すために,同じCPUを50個前後購入することもあるという。その労力を取り戻したいのか,「僕も本機の抽選に応募したいと思っています」と,冗談なのか本気なのか分からない発言で場を湧かせていた。

水冷ゲームPCとMacBook Air(写真右下)による3DMark Fire Strikeのテスト風景
R.O.G.  なお会場では,本機の実力を示すべく,定番のグラフィックスベンチマークソフトである「3DMark」のFire Strikeと,3Dレンダリングベンチマークソフト「CINEBENCH R15」を使った性能テストも披露された。今回の比較対象は,MacBook Airの2013年モデル――Haswell世代のCoreプロセッサと,その統合型グラフィックス機能を利用するノートPC――という,なかなか無茶なものだが,テスト結果は,グラフィックス性能が最大42倍,CPU性能が最大8倍という,圧倒的なスコア差になっている。

3DMark Fire Strikeによるテスト結果で,左から定格の3GHz,4GHz,4.6GHzの順。4.6GHzでは「31331」というスコアを叩き出した
R.O.G. R.O.G. R.O.G.

CINEBENCH R15を使ったテストの様子(左)。「1822」というスコアは(右),MacBook Airの8倍にもなる
R.O.G. R.O.G.

テスト結果をまとめたスライド。比較対象が2年前のノートPC向けHaswellを搭載するMacBook Airなので,圧倒するのが当たり前という気がしなくもないが,こうして並べてみると圧巻なのも確かだ
R.O.G.
FEZ RMT: http://www.iimy.co.jp/rmt/c-436.html
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