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mouthbirdさんの日記

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2019年
06月17日
18:59 mouthbirdさん

耳・意味タイプの続報(5)

 今回の話は、授業で当てられた場合の話です。
中学・高校時代の英語の授業を想定していますが、テキストのある英会話のレッスンでも構いません。
ようは「テキストの英文を声に出して読みなさい」と言われた場合の話なのです。

 このとき、昔から私には謎なことがありました。

  英語の得意な人は、未知の単語でも「概ね正しく発音」できるのです。
  これはなぜなのだろうか?


 という疑問です。

----

 一方、中学・高校時代の私はと言うと、未知の単語なら概ね100%間違った発音しかできなかったのです。

 これは、「ネイティブ並みの美しい発音ができない」という意味ではないです。
 全然違う発音をしてしまう、という意味です。

 例えば eager という単語がテキストにあったら、
  「イーガー」のような発音ではなく「エアゲー」と読んでしまう
 といった具合です。

  ↑この「エアゲー」と読んだ話、あなたはどう思いますか?
   笑える話だったでしょうか?

  もし笑えたとすれば、その方の大半は、耳タイプだと思います。
  少なくとも普段から音を気にしている人だと思います。
  そういう方は、「こんな簡単な単語の読み方ができないなんてありえない」
  とでも思うのではないでしょうか?


 ところが、どっこい。昔の私はこういう単語を、毎回(いいですか、毎回ですよ!)エアゲーのようにしか発音できなかったのです。
 
 ↑これがどういうことを意味するかお判りになるでしょうか?
私のような人は 「英文を声に出して読みたくなくなる」ということになるのです。

 だって、
・毎回間違った発音でしか英語を読めない。
 ・それを、英語ができる奴に「そんなのも発音できないのかよ!www」と笑われる。
 →したがって、ますます英語を発音したくなくなる。

  となるのです。


最初に話を戻します。

  英語の得意な人は、未知の単語でも「概ね正しく発音」できるのです。
  これはなぜなのだろうか?


今はその疑問が解決されました。何のことはない。

 ●未知の単語でも「概ね正しく発音」できる人は「耳タイプ」の素地があった
 ということです。


 要するに、
 ★普段から音を気にしているので、
  →たとえ意味が分からなくても、
 ⇒未知の単語の発音は大体分かってしまう

ということだったのです。


とりあえず今日はここまで。

金曜日の夜11時からはいつものニコ生英文法講義です。次回は来週の月曜日です。

(↓Q-Eng連載分の目次はこちら)
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コメント

1番~11番を表示

2019年
06月18日
02:11
neginohanaさん

笑える話じゃないでしょう。
私なら、フォニックスのルールを教えてあげたくなります。
例外も多いですが、正しく発音できる確率は格段に上がるはずですから。

自然に読めるようになったわけじゃないですよ。
ルールを少しずつ教えてもらったんです。

2019年
06月18日
03:23
mouthbirdさん

>>1 neginohanaさん
neginohanaさんはお優しいですね。私は笑われてばかりでした。

当時の英語ができる友人たちはルールなんて教えてくれませんでした。代わりに「そんなん雰囲気で自信を持って読めば良いんだよ!」とアドバイスしてくれたものです。
↓その結果がこちらです。
http://q-eng.com/diary/19647

意味合いがずれますが発音で言えば↓こんなことが中1の最初でありました。
https://www.alc.co.jp/beginner/article/mouthbird/2005/07/...

neginohanaさんには似たような経験がおありでしょうか? もしあるのなら、ぜひお聞かせください。そこをどう考えたのかを知りたいのです。

フォニックスのルールはありがたいですね。ただ私の中学高校時代にはそんなものはまだなかったです。
教わったルールはフォニックスのルールのみでしょうか?

2019年
06月19日
11:21
neginohanaさん

>>2 mouthbirdさん

英語ではないのですが、小学校高学年の算数の時間に、先生にあてられた一人の男の子が
「円」という言葉が出てこなかったらしく、もじもじした挙げ句「まる」と答えたんです。

その言い方と、幼児が使うような「まる」という言葉を今更算数の授業で言ったというのがおかしくて、私は思わず笑ってしまいました。

すると、少し前の席の男の子が怖い顔で振り向いて「◯◯が一生懸命答えたのに、笑うことないだろ! 自分が頭いいと思いやがって」と私に言いました。

その男の子は、決して正義感の強い優等生タイプではなく、むしろ授業中ふざけて先生に怒られたりする子だったのですが、この時彼の言ったことは確かに正しくて、私にはぐさりと刺さりました。

今でも忘れられないのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


フォニックスという言葉を知ったのは、確かにずっと後になってからです。
でも、元々、文字と発音の関係には興味がありました。

考えてみれば、教えてくれたのは先生ではなく、父でした。

語尾のeは発音しない代わりに直前の母音をアルファベット読みさせる役割があるんだよ。ただし、loveとか例外もあるけどね。

ea は「エッ」ってつまるのと「イー」って伸ばすのと2種類ある。ただし、break と great だけは例外的に「エイ」ってなる。

など、例外とともに教えてくれたので、私は受け入れやすかったです。
父は「語学には例外がつきものだ」って言ってましたね。

例外があるにもかかわらず
「◯◯は◯◯と発音する」
とか
「フォニックスを学べば知らない単語もすぐに発音できるようになる」
とか言われると、数学頭の私は今でも反発したくなるんですけど。

2019年
06月19日
11:53
mouthbirdさん

>>3 neginohanaさん
男の子の話は分かりました。ありがとうございます。ただ、neginohanaさんご自身にはこういった体験はないようですね。neginohanaさんの発音は、お父様の影響があるようですね。

そういや私のハッピリティ事件
http://q-eng.com/diary/19647
で思い出したことがあります。この体験は私にとっては大変なショックを受けた事件でした。
 ところがです!
このハッピリティ事件の話を、前述の英語がやたらできる耳タイプの中二(女性)に話したところ、思わぬ感想をもらったのです。
 バリバリの耳タイプの彼女は↓こう答えたのです。
「happily をハッピリティなんて発音したのは可笑し過ぎるww。笑われて当然だwww。さらし者にされて当然だ!wwwww

 私は↑これが耳タイプの本音だと思っているのです。(全員ではないのでしょうが…)

2019年
06月23日
02:03
さん

5:

>>語尾のeは発音しない代わりに直前の母音をアルファベット読みさせる役割があるんだよ。ただし、loveとか例外もあるけどね。

本題とは関係ないですが、母音+子音+ e のときは、 母音をローマ字読みする。

ate a は「えい」、bite i は「あい」、broke o は「おう」など、

time,,arrive, take, drrive, rose, shape, use,.language

ただし例外も多い。come, love など。

アクセントでは、 -tion, -sion の直前にある母音にアクセントがある。

nation a にアクセント
station a にアクセント

この例外は、television だけで、99%以上の確率で、アクセントがある。


話題と離れているかもしれませんが。

2019年
06月27日
17:02
コピットさん

私は英語が得意な人ではなかったので、単語を見ても全く違う読みかたをしていたなー。
他の人の発音は意識してなかったので、彼らがどう発音していたか、記憶にはありません。

昔は今みたいに音声を聞くこともできなかったし、映画は吹き替えrだぢ、生の英語に触れるのは洋楽聞くときだけでした。

辞書をみて、歌詞の意味を調べるうちに発音記号が、だんだんわかるようになり、自分で発音できるようになったと思います。

以前、英会話教室で発音練習やっていたときのことです。
Clock 時計の、発音。
みんな先生の真似をして、うまく言えたのですが、一人だけ、発音が違う人がいました。crog みたいに聞こえた。先生も何度もリピートしてあげたけど、何が違うのか本人がわからないみたいでした。
緊張しすぎてたのかな。耳は私よりずっといい人なのに。
あ、でも、r の発音は、私もダメだった!! 自信あったので、、ウソーマジでアカンのー??と、どのときはショック受けたけど、後で、もっと練習しよーと思った。

2019年
06月28日
19:29
mouthbirdさん

>>6 コピットさん
コビットさんは、最初は単語が読めなかったけれども、
 洋楽→歌詞の意味→単語の発音記号→単語が読める
という変遷になったのですね。

 お聞きしたいことが1つあります。授業中に変な発音して先生に恥をかかされたことはありませんか?

2019年
06月30日
21:54
コピットさん

>>7 mouthbirdさん
先生に発音のことで恥をかかされた、というのは、記憶にはありません。
私の先生は、ちょっと年配のバービー人形のような個性的なスタイルのいい、足の長い、先生でした。毎年アメリカに一度行かれてて、一度家に伺った時は、発音練習、英語の音読をされてました。
She, see, sea の発音を教えるときも真剣で、何度も何度も発音してくれました。その次は口元を本で隠して、耳で聞き取れるか、チェックしてました。できる子もできない子もいただろうけど、誰に対しても全く同じように接してました。だから先生はの、お気に入り、なんて子もいませんでした。
教科書以外の、アメリカの風習の話を聞かせてくれるの楽しかった。イースターのお話とか。

英会話の外人先生も発音は、まず注意しませんね。だって通じているから。
とにかく、数多く、英語でしゃべりなさい、ってかんじです。don't be shy.

2019年
07月02日
18:37
mouthbirdさん

>>8 コピットさん
詳細ありがとうございます。大変参考になりました。
私は英語の先生に馬鹿にされたことしかないですねえ。
私には ハッピリティ事件以外にも、girl事件というのもあるんですよ。こっちのほうが最初ですね。
https://www.alc.co.jp/beginner/article/mouthbird/2005/07/...

2019年
07月03日
01:18
コピットさん

生徒が頑張ってもうまくできないとき、嘲笑うような人は先生には向いていませんし、大人と言えませんね。子供がやることですよ。
反面教師として、どうか頑張ってください。m(__)m

最近みたスポーツドキュメント番組で知った言葉です。

「優れた指導者は相手に最高の技術を教える。もっとも優れた指導者は相手の心に火をつける。」

2019年
07月03日
10:16
mouthbirdさん

>>10 コピットさん
私も、このような先生方は決していい先生とは思っていないのです。
ただ、ハッピリティ事件の先生も、girl事件の先生も、生徒に大変人気のあるいい先生、という評価でした。私は大嫌いでしたけどね。

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