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レベルA 単語 意味 ハイレベル TOEIC 英検準一 センター 英検二級 中学
that [代]それ
[形]その
発音記号1 表示予定 [接]こと  
発音記号2 表示予定 [接]という  
                 

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初級 【指示代名詞の that】

レベル・低 中学校で習う。
基本例文
・That is my house.(あれが私の家だ)
・That's right.(それは正しい)

thisが(これ)と近いものを指すのに対し、(あれ)と遠いものを指すものを言う。

【指示代名詞の that】は中学生までは比較的多く見かける(60%ぐらい)。しかし高校を過ぎると、頻度は15%ぐらいになる。高校以上での「指示代名詞の that」は、多くの場合、論説文で出現する。その場合、前に示されたことに対し「そのこと」といった意味で使われることが多い。

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【指示形容詞】
レベル・低 中学で習う。
基本例文
・That book is mine.(その本は私のだ)
・Look at that girl.(あの少女を見てごらん)

日本語でいう「あの~」「その~」に当たる。this(この~)に対して、やや離れたものを指す場合に使う。

【指示形容詞の that】は中学生までは比較的多く見かける(40%ぐらい)。しかし高校を過ぎると、頻度は5%ぐらいになる。これよりも別のケースで使うthatがほとんどである。

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【関係代名詞・主格のthat】
レベル低。 中学校でも習う。英語が苦手な人でも「主格の関係代名詞」は that であっても、目的格の関係代名詞と違い、割と得意である。出現率は10%ぐらいと思った方が良い。

基本例文
(a)This is the man that killed her.(この人が彼女を殺した人)
(b)She lives in the house that stands on the hill.(彼女はその丘の上に立っている家に住んでいる)

(a)This is the man that killed her.
⇒[● killed her.]
  killed の「主語」に当たるものがない。
つまり⇒「主語」が欠けている。
 (だから、主格の関係代名詞が使われる)

(b)She lives in the house that stands on the hill.
⇒[●stands on the hill.]
  stands の「主語」に当たるものがない。
つまり⇒「主語」が欠けている。
 (だから、主格の関係代名詞が使われる)


関係代名詞を学ぶとき、文法的には、基本学習で以下のように習う。

 「★主格の関係代名詞は that が使える」

具体的には、
(a)は who の代わりに that が使える。(口語なら who も可) 
 This is the man who killed her.
=This is the man that killed her.

(b)は which の代わりに that が使える。
 She lives in the house which stands on the hill.
=She lives in the house that stands on the hill.

関係代名詞の主格は、関係代名詞の目的格と異なりは、省略できない。
つまり、
(a)は
 This is the man who killed her.
=This is the man that killed her.
×This is the man killed her.

(b)は
 She lives in the house which stands on the hill.
=She lives in the house that stands on the hill.
×She lives in the house stands on the hill.

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【関係代名詞・目的格のthat】
レベル中。 中学校でも習う。しかし英語が苦手な人は目的格の関係代名詞のthatが100%苦手である。出現率は20%ぐらいと思った方が良い。

基本例文
(a)This is the man that she loves.(この人が彼女が好きな人だ)
(b)This is the novel that he wrote.(これは彼が書いた小説だ)
(c)This is the house that he lived in.(これは、彼が住んでいた家だ)

(a)This is the man that she loves.の場合
⇒[she loves ●.]
  love「~を愛する」の「~」に当たるものがない。
つまり⇒「他動詞 love の目的語」が欠けている。
 (だから、目的格の関係代名詞が使われる)

(b)This is the novel that he wrote.
⇒[he wrote ●.]
  wrote「~を書いた」の「~」に当たるものがない。
つまり⇒「他動詞 write の目的語」が欠けている。
 (だから、目的格の関係代名詞が使われる)

(c)This is the house that he lived in.
⇒[he lived in ●.]
   in 「~に、~の中に」の「~」に当たるものがない。
つまり⇒「前置詞 in の目的語」が欠けている。
 (だから、目的格の関係代名詞が使われる)


関係代名詞を学ぶとき、文法的には、基本学習で以下のように習う。

 「★目的格の関係代名詞は that が使える」

具体的には、

(a)は whom の代わりに that が使える。(口語なら who も可) 
 This is the man whom she loves.
=This is the man that she loves.
=This is the man who she loves.(口語なら who も可)

(b)は which の代わりに that が使える。
 This is the novel which he wrote.
=This is the novel that he wrote.

(c)も which の代わりに that が使える。
 This is the house which he lived in
=This is the house that he lived in.

追い討ちをかけるような文法事項がある。

関係代名詞の目的格は、特に口語だと、省略される。
つまり、

(a)は
 This is the man whom she loves.
=This is the man that she loves.
=This is the man who she loves.(口語なら who も可)
=This is the man she loves.

(b)は
 This is the novel which he wrote.
=This is the novel that he wrote.
=This is the novel he wrote.

(c)も
 This is the house which he lived in
=This is the house that he lived in.
=This is the house he lived in.

となる。このように that は消えてなくなるのである。
中級 【レベルの高い指示代名詞の that】

 [that of ~]という形で使う「指示代名詞の that」がある。これは中学では習わない。高校以上で出てくる。
例文
・The population of USA is larger than that of Japan.
(アメリカの人口は日本の人口よりも多い)

この場合の、[that of Japan] とは [the population of Japan]のこと。つまり、この that は the population を指している。

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【関係代名詞・補格のthat】
レベル高。 高校で習う。出現率は極めて低い。1%もない。
基本例文
・I am not the man that I was.(私はかつての私ではない)

そもそも「補格」という呼び名自体が、普遍的ではない。だがご容赦いただきたい。

・I am not the man that I was.の場合
⇒[I was ●.]
  was「~であった」の「~」に当たるものがない。
つまり⇒「be動詞 の補語」が欠けている。
 (だから、補格の関係代名詞が使われる)

「補格」の関係代名詞は that しかない。
したがって、
・I am not the man that I was.(私はかつての私ではない)
となる。

実は、「補格の関係代名詞 that」は省略できる。つまり
・I am not the man that I was.
=I am not the man I was.
となる。
(ただし、この例文に限って言えば、実際は同じ意味を言うならば I am not what I was. という言い方が普通)

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【接続詞のthat】(後の回で説明する[同格のthat]ではない使い方)
レベル・中 。 高校以上ではよく出てくる。
基本例文
 (a)I know that she loves you.(私は彼女があなたを好きなことを知っている)
 (b)She told him that she was sick.(彼女は彼に自分は病気であると告げた)
 (c)I'm sorry that I'm late.(遅れてしまってごめんなさい)

高校以上では最もよく見かける that である。50%以上はこのthatではないか?
 (a)は「that以下を知ってる」
 (b)は「that以下を彼に告げた」
 (c)は「that以下を申し訳なく思う」
となる。(a)は「こと」と上手く訳出できたが、(b)と(c)は「こと」とは訳出していない。しようと思えばできる。((b)彼女は彼に自分は病気であることを告げた、(c)遅れてしまったことを残念に思う)

この【接続詞のthat】はよく省略される。
つまり
 (a)I know she loves you.
 (b)She told him she was sick.
 (c)I'm sorry I'm late.
という具合に使われる。thatが消えてなくなる。特に口語では消える傾向が強い。

英語が苦手な人は
元々
 (a)I know that she loves you.
 (b)She told him that she was sick.
 (c)I'm sorry that I'm late.
このように that があった、that の省略があったと、いちいち思った方が分かりやすいはずである。

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【it は that以下、という場合の that】
レベル 中。 高校で習う。
基本例文
It is true that Tigers won the game.(タイガースがその試合に勝ったことは本当だ)

この it を「仮主語」と呼ぶ。
is の本当の主語は that以下である。このときの that以下を「真主語」と呼ぶ。

it に that以下を代入する。

例文、
It is true that Tigers won the game. この場合、

 It is true
⇒ 「it は本当だ」…という意味だが

It = that Tigers won the game なので

 [that Tigers won the game] is true
⇒ 「[that Tigers won the game] は本当だ」…という意味で
 ⇒⇒「[タイガースがその試合に勝ったこと]は本当だ」…という意味になる。

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【『接続詞』同格の that】
レベル 中。 高校で習う。極めて大事な表現。よく「同格の of」と同時に習う。「同格の of」が気になる人はofを調べること。
基本例文
I heard the news that Tigers had won the game.(私はタイガースがその試合に勝ったという知らせを聞いた)

出現率は、5%ぐらいか。割と見かける印象がある。割と大事である。
目的格の関係代名詞や普通の接続詞のthatと違い、この that は省略できない。
日本語で意味をとる場合、必ず「という」という意味になる。
この例文ならば
[Tigers had won the game(タイガースがその試合に勝った)]⇒【という】⇒[the news(知らせ)】
という具合である。

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【『接続詞』 強調構文で使われる that】

レベル中。 高校で習うはず。出現頻度は5%くらい。強調構文は出現すると、初学者には意味を取りにくく、設問になりやすい。

【強調構文】は『主語』『目的語』『副詞句』『副詞』といった『部分』を強調したい場合に使用する構文である。
じっくり見れば分かるが、これは「英語が苦手な人こそ『面白い!』と思える構文」である。

★【強調したい部分】を< [it is]と[that]の間>に入れる。(過去時制の時は it was にするのが原則)
そして残りを最初の順番どおり並べる。

例・↓元となる英文
  Mike met Miyuki in this room yesterday.(マイクは昨日この部屋でみゆきに会った)

●主語を強調したい場合
[it is] 『主語』 [that] V~.  にする。(過去時制のときは was が原則)

 Mike met Miyuki in this room yesterday.
 ↑
 Mike がこの文の『主語』。これを強調したい場合、以下になる。

⇒・It was Mike that met Miyuki in this room yesterday.(この部屋で昨日みゆきに会ったのはマイクだった)

--

●目的語を強調したい場合
[it is] 『目的語』 [that] SV~.  にする。(過去時制のときは was が原則)

 Mike met Miyuki in this room yesterday.
        ↑
      Miyuki がこの文の『目的語』。これを強調したい場合、以下になる。

⇒・It was Miyuki that Mike met in this room yesterday.(この部屋で昨日マイクが会ったのはみゆきだった)

--

●(前置詞による)副詞句を強調したい場合
[it is] 『(前置詞による)副詞句』 [that] SV~.  にする。(過去時制のときは was が原則)

 Mike met Miyuki in this room yesterday.
            ↑
      in this room が前置詞句(役割は副詞句)。これを強調したい場合、以下になる。

⇒・It was in this room that Mike met Miyuki yesterday.(昨日マイクがみゆきに会ったのはこの部屋だった)

--

●副詞を強調したい場合
[it is] 『副詞』 [that] SV~.  にする。(過去時制のときは was が原則)

 Mike met Miyuki in this room yesterday.
                    ↑
                yesteradayは副詞。これを強調したい場合、以下になる。

⇒・It was yesterday that Mike met Miyuki in this room.(この部屋でマイクがみゆきに会ったのは昨日だった)


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【関係副詞のthat】
レベル中。 高校で習うはず。だが出現頻度が低いので習わない人もいるかもしれない。
使用頻度はかなり低い。1%未満のはず。
基本例文
(あ)Sunday is the day that I clean my room.(日曜日は私が部屋を片付ける日だ)
(い)This is the place that she saw a lion.(ここが彼女がライオンを見た場所だ)
(う)This is the reason that I love her.(これが私が彼女を好きな理由だ)
(え)This is the way that I learned it.(これが私がそれを学んだ方法だ)

(あ)は関係副詞 when の代用の that。関係副詞 when は that と交換できる。つまり
 Sunday is the day when I clean my room.
=Sunday is the day that I clean my room.

(い)は関係副詞 where の代用の that。関係副詞 where は「先行詞が place の場合のみ」that と交換できる。つまり
 This is the place where she saw a lion.
=This is the place that she saw a lion.

(う)は関係副詞 why の代用の that。関係副詞 why は that と交換できる。つまり
 This is the reason why I love her.
=This is the reason that I love her.

(え)は関係副詞 how の代用の that と言えばそうなのだが、上の3つとは事情が異なる。
上のように、[先行詞+関係副詞]にして書いてみるが
       ↓
×This is the way how I learned it.
  この英文は「大昔の英文」だったら正しいが、現在は「間違い」とされる。
  the way か how のどちらか一方だけを使う。
つまり
×This is the way how I learned it.
○This is the way I learned it.
○This is how I learned it.
となる。

しかし、現在は誤用の
×This is the way how I learned it.
の how の代わりに that を使うことはできる。
つまり、
 ×This is the way how I learned it.
 ○This is the way that I learned it.
=○This is the way I learned it.
=○This is how I learned it.
となる。
ハイレベル  
例文 みんなの例文
英語  日本語 
同意語   熟語 so~that…(非常に~なので…)
so that~(~のために)
, so that~(その結果~)
that is(to say) (つまり)
反意語  
関連語 this(これ、これら)
those(それら、それらの)

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